こちらの記事では
- 数秘術とは何か
- 数秘術で読み解けること（分かること）
- 数秘術が人生にどのような変化をもたらすか
- 数秘術の歴史について
を分かりやすく解説しています。
数秘術とは
2500年前から存在する占術
数秘術は、「０」から「９」までのたった10種類の数字から読み解く、2500年前から伝わる占術です。
「人類最高の叡智」であり、誕生日から読み解く全ての占い（占星術を除く）の大元とも言われています。
私たちは、時間、月日、お金、数える個数など、日々数字を記号として使っていますが、
数秘術では、すべての数字を固有の意味を持つ「文字」ととらえ、 それぞれの数字には深いメッセージが込められているとされています。
私たちは日にちや名前を選んで生まれてくる
数字の中で、誰もが必ず「持っている数字」というものがあります。 それは「誕生日」です。
誕生した「日」というのは、たまたま生まれた日ではなく、赤ちゃんが敢えて選んで生まれてきた日であると数秘術では読み解いています。
つまり、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で「この世に生まれたい」と最終決断した日であり、誕生日とは赤ちゃん自らの意思で選んだ「運命の日」ということなのです。
人生をより良くするツールにもなる
数字からのメッセージを読み解くことで、自らの本質を活かして幸せな人生を選択できたらどうでしょうか？
誕生日の数字に秘められたメッセージを読み解くことで、一人一人が生まれてきた意味や、価値観・考え方を読み解くことができます。
数秘術は、あなたの今後の人生をより自由に、より豊かに、より幸せに生きていけるよう手助けしてくれる、そんなハッピーツールにもなるはずです。
数秘術で分かる７つのこと
①基本となる性質の部分
一つ目の「基本となる性質の部分」はライフパスナンバーから読み解いていきます。
・その人の軸となる本質
・持って生まれた才能や考え方
・ルールや思い込んでいるものの見方、価値観
このナンバーに周波数を合わせて生きることで、色々なことがうまく周りはじめ、人生がより豊かになります。
7つの数字の中で最も重要になるナンバーともいえるでしょう♡
②魂から湧き上がる心の声
2つ目の「魂から湧き上がる心の声」はソウルナンバー（ハート数）から読みくことができます。
・本来の心の在り方
・心の潜在的な欲求
・引き寄せやすい人、事
物事を判断するとき、このナンバーの価値観が無意識に働きます。また、恋愛観に出やすいナンバーでもあります。
③人からの見られ方
3つ目の「人からの見られ方」はパーソナリティナンバー（人格数）から読みくことができます。
・才能を社会で発揮していく時、周囲に与えている印象
・見えている自分（仮面）
・周囲に対する自分の言動や振る舞い
基本性質としては持っていませんが、ブランディングとして「自分の魅せ方」を理解することにつながります。
④幼い頃からの強み
4つ目の「幼い頃からの強み」はバースデーナンバー（宿命数）から読みくことができます。
・生まれつきの才能や能力
・意識しないで使える強み
・先天的な資質、可能性
自我が確立する20歳くらいまでは表に出やすい数字です。
⑤弱点となる部分
5つ目の「弱点となる部分」はトライアルナンバー（使命数）から読み解くことができます。
・苦手分野
・自ら課した人生の課題
・今世の目標
ただし、このトライアルナンバーの課題をクリアしていくことで、この数字のポジティブな面が輝きだし、本来の自分を生きることができます！
⑥生まれてきた使命
6つ目の「生まれてきた使命」はディスティニーナンバー（表現数）から読み解くことができます。
・生きる使命や運命を解き明かす
・その人の与えられた役割（ミッション）を表す
・主に仕事の適正や金運がわかる
ライフパスナンバーと関連つけることで、個性の活かし方や取り組む方向性がわかります♪
⑦人生の後半で備わる性質
7つ目は「人生の後半で備わる性質」を表すマチュリティナンバー（実現数）です。
・天からのギフト数で、人生の後半をより充実して生きるための指針やヒントとなる要素
・成熟期の36歳くらいから始まり、45歳くらいから高まる資質
人生の後半に期待できること読み解く重要な数字ですが、ディスティニーナンバーとしてのミッションを果たしていることが条件です。
数秘術がもたらす３つの変化
魂の段階で選んできた人生を歩めるようになる
数秘術を知ることとは自分の人生のシナリオを手に入れること。
私たちは魂の段階で「今世ではこんな性質を持って、こんな人生を送ろう！」と決めて生まれてきますが、赤ちゃんとして生まれた時には、このことを全て忘れてしまいます。
何も考えずに過ごしてきた中、自分自身の数秘を知ることで、自身の性質や使命（ミッション）・運気の波などがわかってきて、人生のシナリオを思い出せるのです。
選択や決断への迷いがなくなる
数秘術で自分の強みを知ることで、何事にも自信をもって一歩を踏み出せるようになるでしょう。いつどんな動きをすれば運気の波に乗れるかが明確になることで、行動や時期に迷いがなくなります。
情報社会と言われる近年では、便利である一方で情報過多になりすぎて、何を信じて行動をすれば良いのか分からないと言ったご相談が非常に増えています。
そんな時、数秘術で読み解くことができるサイクル（運気の波）はあなたの道標となります。
社会のサイクルと個人のサイクルを掛け合わせて読み解くことで、人生の中でアクセルを踏むタイミングとブレーキを踏むタイミングの使い分けができるようになります。
人間関係が改善される
数秘術を意識することで、自分が引き寄せる人間関係が変わり、人と付き合いやすくなります。
「人の悩みの９割は人間関係である」と心理学者アドラーが言っているように、人間関係で悩むことがなくなれば人生の質が上がります。
数秘術ではご自身の性質はもちろん、相手の性質を読み解くことで相手のことがよくわかります。持っている数字（性質）によって考え方が異なるのは当たり前。
異なった性質の人を自分の考えに当てはめようとするから、人間関係に問題が生じるということを理解できるようになります。
相性の読み解きや役割分担にも活用できますよ♡
数秘術を活用したセッションや講座を受けた方の感想はこちらからご覧いただけます。
数秘術の歴史
最後に数秘術の歴史についてもお話します。
数秘の父「ピタゴラス」
「数の学」である数秘術では、その基本原理として、一つ一つの数には特別な意味があると考えます。
また、この宇宙のすべてのもの（私たち人間も含む森羅万象）は、「数の法則」によって秩序づけられ、支配されているともみなされています。（宇宙は数字でできているとも言われています。）
古代ギリシャの数学者/哲学者であったピタゴラスは
- 「数には意味があり、世界はすべて数で表すことができる」
- 「数字を使うことによってカオスに秩序が生まれる」
考えていました。数秘術が数字を使って読む根幹はここから生まれました。
古代ユダヤ「カバラ数秘術」
カバラ数秘術の発祥は、古代ユダヤにあると言われています。数を用いて人間の運命を解き明かそうという占いです。
この数秘術は、数字に込められた特別な意味に着目。数の法則を解き明かすことで、人間の運命を読み解くという方法です。
そしてこの数秘術に、ユダヤ教から生まれた神秘主義（カバラ）が結び付いたものが「カバラ数秘術」です。アルファベットから数字を出す場合はヘブライ語のアルファベットがツールになっています。
カバラとは簡単に言うと、ユダヤ教の神秘主義思想のことを指します。
カバラは聖典のことで世界のものごと、仕組み、生きること、死ぬこと、すべての真相が書いてあるものです。そのうちの一部に数秘が活用されていた、と言われています。
数字は１〜９、11、22を使用していました。カバラ数秘術では11、22は「マスターナンバー」と呼ばれスピリチュアル的な能力を持つとされていました。
その後、ユダヤ人の移住に伴い、カバラ数秘術はアメリカに伝わります。
そして、今から100年ほど前、ミセス・バリエッタ（ヴァリエッティ女史）によって再構築された現代数秘術が誕生します。マスターナンバーの33はこの現代数秘術から誕生します。
数秘術で人生をより豊かに…
数秘術について簡単に解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
数字に秘められたメッセージを読み解くことで、今後の人生をより自由に、より豊かにすることができます。
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